私達は◯◯しに生まれてきた?!
こんにちは!かなみんです。
誰もが一度は考えたことがあると思います。
『一体わたしはなんの為に生まれてきたの?』
私たちは誰しも、『幸せになる為に生まれてきた』こんな風に言われているのを聞いた事ありませんか?もちろん、それも間違いではないと思います。
だけど、決して幸せになる為『だけ』に生まれてきた訳じゃない、と私は思います。
だけど、世の中見渡してみると、まるで幸せになる為だけに生まれてきたかの様に思い込んでいる。いや思い込まされている…と言った方がいいのかもしれません。
結婚がおめでたくて、離婚はおめでたくない、とか、宝くじに当たるのは良くて、借金は良くない、とか。
どちらか一方が良くて、その反対は悪いことだという思い込み。この思い込みこそが、私たちを苦しめているのではないでしょうか?
その思い込みがあるから、辛い出来事、苦しい出来事、思うように行かない、一見不幸そうな出来事を受け入れることが出来ないのでは?
不幸はなるべく排除して、早く幸せを掴まなければと焦る。だけど実は、不幸そうに見えるその出来事ではなく、その思い込みこそが私たちを長い間苦しめてきた気がしてなりません。
『幸せになる為に生まれてきた』これは間違いではない。
だけどいつでも、どんな人でも、幸せと不幸は、必ず同じ量もたらされるという事を忘れてはいけないと思います。
この事を忘れているから私たちは苦しむ。私たちは、幸せになる為に生まれてきたと同時に、傷つく為にも生まれてきたのです。
なぜなら、傷つかなけば幸せを感じることが出来ないから。
私たちはまず、生まれた瞬間に母親と引き離され傷つく。その次に、母親(のような存在)から思うように愛されずに傷つく。
人生は最初から深い傷と共に始まるのです。生まれた瞬間に最愛の人から引き離される運命を背負って生まれるんだから。
そう考えれば、母親は私たちを傷つける事で愛を教える存在です。だけど私たちは、母親に傷つけられたと苦しみます。
母親は、幸せだけをもたらすべきだと思い込まされてきたからです。世の中に溢れている価値観がその思い込みを作っています。
そして、その思い込みを持って生きているうちひ母親を諦めてしまうのです。これは、自分自身がこれ以上傷つかない為の防衛本能だと思います。
そして母親を諦めた私たちは、幸せだけを求めて恋人を探します。母親の様な不完全な愛ではなく、完璧な幸せをもたらしてくれる事を求めて。
だから傷つきそうな相手は避けます。例え人を好きになったとしても、『この人は私を幸せにしてくれない』と外してしまうのです。
そして永遠に傷つく事を避けた結果、つまらない人生になります。傷つく事を避けた結果、幸せも避けて来たからです。
すごく不幸せな訳じゃないけれど、なんか物足りない。人の事が羨ましく感じる毎日。
だけど実は、羨ましく感じるあの人は、沢山傷ついてきた人なのかもしれません。母親に傷つけられても、恋に傷付いても、傷つくことを恐れなかった人なのかもしれません。
そして不思議なことに、傷つく事を恐れない覚悟を決めると、人が自分を傷つけられない事を知ります。自分を傷つけているのは、いつも自分だからです。
いつも自分の解釈が自分を傷つけます。私たちは、自分の解釈や思い込みによって自分を傷つけているのです。
『愛された』
『傷つけられた』
定義してるのはいつも自分自身です。私たちは人を傷つける事も、人に傷つけられる事も出来ない。
だから安心して裸で生きていいのです。傷つくことを恐れなくてもいい。
そんな事言ったって、今までの癖はなかなか抜けません。大人になればなる程、思い込みの年月は長いからです。
だから、またすぐに傷つくと思います。傷つけば防衛本能が働き、家に閉じこもりたいたくなるかもしれません。
それを繰り返すうちに、決まった範囲を出たくなくなって、そんな臆病な自分にうんざりするかもしれません。
だけどそんな時は思い出してほしいです。私たちが傷つくために生まれてきたことを。
傷ついたのとまったく同じ量の幸せが待ってることを。少ししか傷ついていないなら、幸せも少しだけしか待ってないことを。
そしたら、沢山傷つく事が、怖くなくなりませんか?
いや少しは怖いけど、ほんの少しだけ、怖さが薄れた気がしませんか?
そしたら、外に出よう、人に会ってみよう、気持ちを伝えてみよう、って気になりませんか?
私も傷つくのは怖いけど、傷ついた分幸せが待っているならどんどん傷つこう!と思っています。(傷つくことには恥ずかしい事も含まれます、だから恥も沢山かいて良いのです!)
かなみん
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