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2025 / 08 / 11 キーナ, ブログ, 新着情報 キーナ

失うものはなにもない――

「子どものため」「お金の不安」で離婚をためらうあなたへ

 

「失うものはなにもない」

という言葉を聞いたとき

あなたはどう感じるでしょうか？

 

もしかすると

「そんなことはない」「失うものだらけだ」

と思うかもしれません。

 

特に、離婚を考えている人にとって

この言葉は現実味がなく

むしろ残酷に響くことすらあるでしょう。

 

「子どものために離婚しない方がいい」

「お金で子供に不自由させたくないから

離婚はできない」

「子供にとって父親は必要」

 

たくさんの“無理”を心に浮かべて

自分の本心を抑え込んでいませんか？

 

でも、ちょっとだけ立ち止まって

考えてみてほしいのです。

それって本当に“子どものため”なのでしょうか？

 

人生の大きな岐路に立たされた時

人は「今あるものを失いたくない」

という気持ちに囚われやすくなります。

 

子どもとの暮らし、生活の安定、周囲の目、

そして何よりも経済的な安心。

 

それらが揺らぐと思うと

動けなくなるのは当然です。

 

だからこそ

少しだけ考えてみて欲しいのです。

 

「その決断をしたら

本当に失ってしまうものなのか？」

 

「それはあなたや子どもにとって

本当に必要なものなのか？」

 

たとえば

「子どものために」と思って

今の環境を維持しているけれど

あなたが毎日我慢して苦しんでいる姿を

子どもは見抜いています。

 

親が子供のしあわせを願うように

子供も親が笑っていられるように

小さいながら一生懸命です。

 

無償の愛をくれるのは

親よりも子どもなのではないかと

思うこともあります。

 

「まま、大丈夫？」

「まま、休んでていいよ」

 

そんなふうに子どもが心配してくれたこと

ありませんか？

 

また、「経済的に無理だから」

という理由もよく聞きます。

これは最も重要で現実的な問題です。

 

なんにしたって、先立つものがなかったら

どうしようもありませんよね。

 

逆に言えば

お金さえどうにかなれば

離婚は現実的になるということです。

 

今は様々な方法で情報収集もできますし

弁護士の先生や行政に相談もできます。

 

最初から「〇〇だから無理」とブロックせず

まずは離婚専門のプロフェッショナルに

相談するのも手です。

 

そうやって自分一人で悩まずに

行動に移すことができたら

「失うかもしれない」と思っていたものは

実はそれほど大切ではないことに

気づくかもしれません。

 

守りたいものがある。

それはとても大事な気持ち。

 

でも

守るために自分自身を犠牲にしすぎていないか？

 

その「守るもの」は

本当に今の形でなくてはならないのか？

 

あなたは自分の人生を選び直すことができます。

誰かの期待に応えるためではなく

自分と子どもの未来のために。

 

「失うものはなにもない」

――この言葉の真意は

「本当に失って困るものは実はそう多くない」

ということではないでしょうか。

 

逆に「守ろうとしすぎることで

本当に大切なものを見失ってしまう」方が

ずっと大きな代償かもしれません。

 

もし今、あなたが苦しい気持ちの中で

「離婚できない理由」を抱えているなら

その理由をひとつずつ丁寧に

見つめてみてください。

 

それは本当にあなたの未来に必要なものですか？

それがあるから、あなたは幸せなのですか？

子どもは笑っていますか？

 

あなたが笑って生きられる未来は必ずあります。

どうか恐れに飲まれないで。

未来は、あなたの選択で変わっていきます。

 

“子どものために”と自分を押し殺すのではなく

“子どもと一緒に”笑って生きられる日々を

あなた自身の手で選び取ってくださいね。