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《玉の輿》に乗るのは大変 乗ってからがとても大事

《玉の輿》と聞くと、

え! なにそれ羨ましいって思う人は多いかと思います。

 

とはいえ、それは自分とは距離が離れた

噂話程度の場合。

 

身近で起きると少し身構えてしまう人も

いらっしゃるのでは?

 

玉の輿に乗った友人からマウントを取られた──

例え間接的に聞いたとしても、良い気はしないですよね。

 

逆に当事者だった場合。

周りから玉の輿に乗ったと見られるのは

ストレスに感じるかもしれません。

 

どちらにしても、玉の輿に注がれる視線には

エリート意識、羨望といった

負に振れがちな感情が込められているのは

容易に想像できるでしょう。

 

それが分かっていても、

玉の輿への願望は消えないと思います。

 

なぜなら、女性には多かれ少なかれ、

《白馬の王子様》

を求めてしまう心理が働くからです。

 

ぶっちゃけた話、

玉の輿を狙うなら

手っ取り早くルックスを磨けばいいですよね。

1番訴求力があります。

 

でも、いくら飾っても限界はある。

となると次は内面的な教養で差別化を図る。

 

別に今に始まったことではありませんが、

少しでもよい嫁ぎ先を見つけるために、

手塩を掛けて娘を育てる親御さんはいらっしゃるのは

世の常でした。

 

それでも玉の輿はそう簡単に掴めるものじゃない。

にも関わらず、あなたにチャンスが巡ってきたら

相手の手を取りますか?

 

周りの目を恐れて、あるいは自分に自信がないからと

首を横に振りますか?

 

少なくとも、相手に見そめられたのは、

あなたに特別な何かがあったから。

 

美貌かもしれないし、芸術的なセンスかもしれません。

あるいは類い希な金銭感覚や博愛精神かもしれない。

 

自分の欲望のためではなく、

能力を発揮するためなら、

玉の輿は天の助けといって差し支えないでしょう。

 

言い方は悪いですが、玉の輿は単なる手段。

あなたの才能と意欲が合致していて、

活躍の機会を与えてくれるなら、

玉の輿だろうが気にする必要はないのです。

 

芸術家にはパトロンがいて、

相撲取りにはタニマチがいる。

WINーWINの関係で成り立っているんですから

受け入れても差し支えないんです。

 

だからといって

特殊な能力が無いからと

尻込みする必要はないでしょう。

 

家庭に入って夫を助けるのが

もしかすると使命かもしれないですよ?

 

あなたの夫は将来、

社会的に大きな役割を果たすかもしれない。

それが二人三脚でしか為しえないなら

あなた無しに未来は語れないでしょう。

 

子育てにしても同じこと。

あなたたちの血を継いだお子さんが

いずれ世界を変える業績を残すかもしれない。

 

大事なのは周りに惑わされないことです。

 

やっかみや陰口を聞き流すだけでなく

自分自身が本当にやりたいこと

望んでいることに加えて

 

やるべきこと

もっと言えば自分の使命を意識して

ブレないことが大切です。

 

そして

玉の輿に乗った後、

これが最重要なのです。

 

《ノブレス・オブリージュ》

 

という言葉を知っていますか?

 

《位高ければ徳高きを要す》

 

という意味ですが、

ざっくりと、持てる者の義務ということです。

 

つまるところ

恵まれた環境に甘えないことが

肝心なのです。

 

玉の輿という天からのギフトを受けたとしても

他者へ還元する精神を心がけないと

 

せっかく輝いていたあなたの自身の星が曇って

宝の持ち腐れになってしまいます。

 

そうなったら、あなたの心の濁りは周囲を飲み込み、

使命を果たせるチャンスを棒に振ってしまいますよ?

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