《冬月 希和》五感に響く女性が理想✨
ふ
「美人なのに魅力のない女」
ある雑誌にそんな見出しがあり、へーと思って手に取った。
男性が女性に一目惚れをする時、体の一部に魅了されるとある。
瞳がキラキラ輝いていた。
唇がぷっくりしていた。
肌が抜けるように透明。
脚がキレイだった。
バストが……
湖のように深い瞳やバラの花びらのような唇など、直接言われたら背中がムズムズするような気がするが
そう言えば大昔から女性の印象を自然の何かに例えて表現しているぞとふと思った。
これはきっと、男性が五感をふるに使って感じるからそのような言い方になるのだろうかと思うのだ。
人を癒すには五感の中で最低でも二つの感覚に心が響かないと癒されないと本で読んだ事がある。
濡れたような声も聴覚と触覚の両方で濡れを感じるから、魅了され癒されるのだ。
その雑誌には、最近の女性についてこうだ。
鏡にうつるキレイだけを作り込む女性が増え、何にも訴えかけるものがない…
五感に響かない女性が増えてきた、と書いてあった。
女性は感性に訴える美容を研究する時期にきてるんですかね…👀
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冬月 希和
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