《冬月 希和》人には、心では相手を好きな気持ちと、全く別な所に存在する 「生理的な好き嫌い」がある。
恋人に嘘をつかれたり浮気されているのにも関わらず、どうしても嫌いになれない人っているものである。
憎しみは確かにあるはずなのに100%嫌いになれず、多分心のどこかでは好きが残ってる相手…。
これっておそらく心とは全く別の所に存在する「生理的な好き」であり
自分ではコントロール出来ないものなのだろう。
この人の肌に触れたらどう思うのか、を無意識に判断し単純な一目惚れよりも強く、
恋が冷めて幻滅しても相手を求める本能だけが生き続けてしまうもの。
だから生理的な好きは最強なのだ。
結婚相談員の話を聞く機会があった。
生理的に無理な人との結婚はたとえ条件が揃っていて、いつか慣れるだろうと思って結婚しても、ほとんど変わる事がなく
結婚後の嫌悪感が更に高まる可能性が高いのだと言う。
だから潔く諦めた方がよいのである。
生理的に好きとは、心とは裏腹に自分の体が相手を許せてしまう事。
不倫の相手などは生理的にピンと来る人でない方が苦悩が少なくてすむはずであるが
特に女性は瞬時に判断出来るものであるからピンがない相手にはまず行かないものなんですよね。
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冬月 希和
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