《冬月 希和》元カノの存在。
新しい恋愛をスタートさせた友人がものすごくキレイになった。
コンサバ派の彼の好みに合わせ元々の個性的な雰囲気をガラリと変えたのだ。
元の独特のセンスを知っているから少々もったいない気もした。
聞けば元カノの存在を知ってしまい既に終わった過去の女性と張り合っている。
無意識にその女性のスタイルを真似てしまっているのだ。
彼の今の彼女なのにもかかわらず、困った事に自分の方が負けていると思っているのだ。
気持ちは痛いほどわかる。遠い昔似た事をした経験があるからだ。
本来のイメージが素敵だったから付き合う事になったのに勝負せずに、他の女性にとらわれすぎている。
話を進めていくうちに
あの人のスタイルなんて、平気で出来ちゃうのよ!のアピールをしたいと言うのだ。
とても美しい事に変わりはないが痛々しさも感じさせる。
常に戦闘モードになっているからだ。
彼と自分だけの1対1で
彼だけを真っ直ぐ見ながらの自分磨きが、友人の心の安定と外見ももっと華麗にするのだと思うが
これも女性の業なのだろうか…。
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冬月 希和
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