《冬月 希和》特別な人だけじゃない。私たちもノミネートをされている。
アカデミー賞にノミネートされるのってどんな気分なのだろう?
先日ニュースになっていてふと考えた事である。
ほとんどの人が経験できない事であり受賞した人の気持ちを想像する事くらいしか出来ないのだが、見方を変えれば一般の私たちもノミネートもどきをされていると言えるのではないか。
一流大学に入ったり希望の企業に入社するのもある意味ノミネート。
何も一流企業だけではない。限られた人数の中で実力を競いあう事は社会に出れば日常的にノミネートをされていると言っていい。
おそらくそのような自覚はないだろう。
だから私たちは常にノミネートをされているのだと意識するだけで、緊張感を持っていられるのかもしれない。
アカデミー賞で負けた人が勝った人に対して堂々と拍手を送る姿をよく目にする。
きっと、やるだけの事をやったから悔いはないからなのだろう。
自分もそんなふうに相手に対して清々しい笑顔と拍手を送ることが出来たらいいなと、思えた場面だった。
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冬月 希和
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