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節目をしっかり祝える人ほど よりよい人生を歩める理由

新しい門出を迎えて、はや2ヶ月。

 

流石に6月を目前にすると

ゴールデンウィーク?

そんなこともあったよね……

と遠い目になってしまいますが

 

なんやかやで、

新生活にも慣れたものでしょう。

 

時期を逸した感はありますが

今回は、新しい門出に象徴されるような

人生の節目について書いていこうと思います。

 

門出を迎えるということは

何かを《卒業》したり、

ひとつの区切りを迎えたということ。

 

人生の区切りと言えば

入学、卒業もありますが

人事異動だったり、

新天地への引っ越しなんかもありますよね。

 

善し悪しはあるものの、

どれも心理的な仕切り直しを伴うものです。

 

その意味では、失恋も人生を彩る

節目のひとつといえるでしょう。

 

そんな節目の出来事ですが

今ある状態から

次の段階に向かうとき

ある種の別離を味わいますよね。

 

その際、セレモニーが催されるのは、

洋の東西を問わず普遍的です。

 

歓送迎会から、冠婚葬祭、

さらには民族学的に研究された通過儀礼まで

節目に祝い事は付きものです。

 

これらは総じて

不可逆的な時間に

どう折り合いをつけていくか

という問いに対する

人類の知恵とも言える訳ですが

 

簡単に言えば、

過ぎた時間は戻らない

だから別れを惜しむのだ

ということです。

 

限られてしまったからこそ、

尊いものもある。

 

青春時代の思い出が色褪せないなら

それはあなたが与えられた時間を

しっかりと全う出来たから。

故人との想い出もしかりです。

 

出会いと別れ。

旅立ちと見送り。

 

そんな節目に対して

正面から向き合うことが大事です。

 

なぜでしょう?

 

それは、

節目節目の瞬間では、

省みることが許されるから。

 

むしろ、

そうすることで次の方向性が

くっきりしてくるはずです。

 

ひとつのことをやり遂げた解放感は

次の一歩を踏み出す原動力になります。

 

ただし

その方向性が正しいかどうかは

また別の話なのです。

 

出会いや別れに動揺して

浮かれてしまったら

道を踏み外すこともあるでしょう。

 

周りの声に耳を傾けることも、

時に必要です。

 

人生の節目とは

自分の現在地を確認して、

よりよい道を選ぶ為にあるのです。

 

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