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《一文字村雨》執着が強い人ほど、チャンスを見逃してしまう理由

地に足をつけて生きる──

なんて聞くと、

卒業式の祝辞を思い出してしまう一文字村雨です。

みなさん、こんにちは。

 

少年期を《糸の切れた凧》と呼ばれて過ごしたので

堅実な生き方というのに

当時は反感を抱いていたという記憶が

ほんのりと蘇ってきます。

 

個人的な話はさておいて。

 

地に足をつけるって言葉からのニュアンス。

これはみなさん

肯定的にとらえていると思います。

 

地道にコツコツ実績を積み上げる。

浮ついた感情で物事を捉えずに

冷静に確実に手堅く将来の道を選んでいく。

 

そんなイメージだと思いますし

それを体現していると

実直なキャラクターとして

信頼を得やすいでしょう。

 

この人に任せておけば大丈夫

といった感じでね。

 

そういった性格というか、資質の方は

ゆるやかな成長を好み、

自然と周囲に愛着を抱くでしょう。

 

ただ、それは裏を返すと、

変化に対応しづらいということ。

現状維持バイアスが強いとも言えるからです。

 

というのも

地に足をつけて生きていればこそ、

ご自身がどうしても守りたいものだって増えます。

 

その想いが強ければ強いほど、

《執着》が芽生えることもあるでしょう。

 

そんな状態になってしまったときに

重大な転機を迎えたら──

例えば、進学や就職、結婚に直面して

変化に対応できなくなってしまったり

もっと言えば

今までの生き方を諦められないなんてことも。

 

ということは、つまり

地に足をつけることに拘っていると

飛躍のチャンスを失ってしまう可能性がある訳です。

 

ではそんな性格の人が

チャンスを活かすとしたら

どうすればいいかというと

まずは状況を見極めること。

 

自分にとって、発展につながるのか、どうなのか。

自分はどうしたいのか。

 

どうしても捨てられないものがある!

という意識を一度停止して、

理想の自分を描いてみましょう。

 

その上で、信頼できる周りの意見を聞いて、

助けを借りればいいのです。

 

自分が動けないなら、

フットワークの軽い人の手や知恵を借りる。

そのためには素直に人を頼ることです。

 

地に足をつけて生きてきたあなただからこそ、

信頼して手を貸してくれる人がきっといるはずですよ。

 

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