ブログ

《村雨》紫微斗数占い 命宮に廉貞星を持っている人

紫微斗数占いの十四主星

6番手は廉貞星(れんていせい)です。

 

廉貞星を貫くテーマは

尽きない情熱と言えそうです。

 

その情熱の炎は

燃え上がる太陽星とは真逆。

 

心に秘めて、熾火のように

逆境でも消えない炎です。

 

ですので、とても理性的で

現実的に物事を処理するのに長けています。

 

さて、封神演義のエピソードでは

これまで何度か登場していますが

費仲(ひちゅう)という人物がいます。

 

ここまでの記事を読んでいる方にしてみると

もはや良いイメージはもたれないかもしれません。

 

封神演義のあれやこれ、

おおむね費仲(廉貞星)、妲己(貪狼星)と

紂王(破軍星)のせい

といっても過言ではないですからね。

 

そもそもは

紂王が神様を冒涜したのが発端ですけれど

妲己を紂王に引き合わせたのは

ほかならぬ費仲。

 

紂王の側近という立場をいいことに

費仲は取り次ぎの諸侯達から

ワイロをふんだくっていました。

 

なかにはそれを拒んだ諸侯もいたわけで

それが冀州侯蘇護という人物でした。

 

面白くない費仲は彼の娘、

妲己に目をつけました。

 

女好きの紂王に

絶世の美女である妲己を引き合わせ

冀州侯の最愛の娘を取り上げてしまおうという

盛大な腹いせ&嫌がらせは

結果的に殷という国を破滅に導いてしまいました。

 

費仲も文官でありながら

最終的には戦場に送られ戦死してしまいます。

そうして廉貞星として封じられたのです。

 

ここまでだと、

廉貞星は良いとこ無しというか

ただの小悪党ですが

費仲は本来、諫大夫という役人でした。

 

諫大夫とは

紂王を諫め、政治の得失を論ずる

重大な役目を担う役目があります。

 

つまり

廉貞星には情を挟まず、現実を公平に裁断するという

タロットカードの《正義》のような性格も共存しているのです。

 

次回は《天府星》についてです。お楽しみに。

 

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

鎌倉ほしよみ堂では

紫微斗数占いを広く知ってもらいたい

という思いから

月一回の紫微斗数セミナーを

開催しています。

無料サイト(ほしよみシステム)で

簡単に命盤(チャート)を作れますし

紫微斗数の星が描かれたタロットをおりまぜながら

視覚的に楽しく体験できますよ!

まずは星々のイメージを膨らますところから

始めてみましょう。

 

次回は《作盤編》

令和6年4月21日(日)18時30より90分

鎌倉ほしよみ堂にて

講師 一文字村雨

定員5名

参加費用9000円(税込)

お問い合わせ、申し込みは

下記より

LINE

https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=762uzhml

(紫微斗数セミナー受講とご記入ください)

電話 080-4478-6603

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

今回の記事はいかがでしたでしょうか。

Xや、Instagramのアカウントでは

出演情報やミニ鑑定動画を発信しています。

フォローしてお得な情報をゲットしてください!

遠方にお住まいの方や

対面は緊張するという方は

Zoom鑑定をお試し下さい。

 >  《村雨》紫微斗数占い 命宮に廉貞星を持っている人

ページトップへ