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《村雨》鎌倉・大町八雲神社の由緒には○○が隠れている?! 前編

鎌倉の《神社》といえば

鶴岡八幡宮が有名ですが

 

大町にある八雲神社(やくもじんじゃ)も

地元では有名です。

 

大町の八雲神社は

鶴岡八幡宮と比べると

観光客もそこまで多くありません。

 

まあ、規模が違いますからね。

なので、しっとりと参拝でき

オススメです。

 

こちらの神社には

須佐之男命(すさのおのみこと)

稲田比女命(いなだひめのみこと)

八王子命(はちおうじのみこと)

佐竹氏霊(さたけしのみたま)

が祀られています。

 

この八雲神社の縁起を紐解いて

鶴岡八幡宮と比べると

源氏のお家事情が垣間見えて面白いです。

 

鶴岡八幡宮は

『前九年の役』で奥州を平定した

源頼義(鎌倉幕府を開いた頼朝の先祖)が

康平六年(1063)、氏神である石清水八幡宮を

《密かに》勧請したのがその起源です。

 

この《密かに》というのがミソ。

 

どこに対してかといえば、朝廷です。

 

大阪や京都を基盤としている源氏が

氏神を東国に祀るということは

勢力拡大を狙っている

と思われても仕方ないこと。

 

つまり、

我ら公家の目の届かぬところで

好き勝手やるつもりじゃあるまいな?

と警戒されるので

極秘に行動したのでしょう。

 

東国という地域は

過去に《平将門の乱》も起きているので

当然と言えば当然ですね。

 

そういう背景があって

源頼義は一族の発展、

もっといえば、

リスクヘッジも見越して

関東や東北地方に点々と

氏神を祀っていって

唾をつけたとも言えそうです。

(続く)

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