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2024 / 06 / 17 ブログ, 一文字 村雨, 新着情報 一文字 村雨

鎌倉には多くの写真映えスポットがあります。

なかでも、江ノ電との組み合わせは、

テッパンの人気を誇ります。

 

一番有名なのは『鎌倉高校前』の踏切。

某バスケアニメの影響で

未だに撮影者で混雑しているほど。

 

路面電車区間の腰越界隈も人気ですが

神社とのマリアージュといえば

長谷の《権五郎神社》（ごんごろうじんじゃ）でしょう。

 

参道を横切る形で鳥居の前に踏切があって

江ノ電がゆったり走って行く姿は、

鎌倉ならではの風景です。

ちなみに、境内は撮影禁止ですので

注意してくださいね。

 

なぜ、撮影禁止になったかというと

おそらく、『マナーに厳しい』からではないかと思います。

観光公害的な意味もあるでしょうが

こちらの神社のご祭神

鎌倉権五郎景政（かまくらごんごろうかげまさ）公に

関わっていそうです。

 

権五郎神社、あるいは鎌倉権五郎神社ともいいますが

こちらは通称であって、正式には

《御霊神社》（ごりょうじんじゃ）といいます。

他の御霊神社と区別するため、畏敬の念を込めて

地元では権五郎様と呼ばれているのです。

 

なぜ、別格の扱いを受けるかというと

景政公が非凡な人物であったからです。

 

権五郎神社は、もともと坂東平氏鎌倉党の五家

鎌倉氏・梶原氏・村岡氏・長尾氏・大庭氏の

五氏の霊が祀られていました。

 

なので、社名の由来は

《五霊》から《御霊》に転じたともいわれます。

 

のちにご祭神は鎌倉権五郎景政公の一柱のみとなって

権五郎神社と呼ばれるようになりました。

 

この景政公は武勇の誉れが高かった武士で、

鶴岡八幡宮建立に深く関わった

源義家に従い奥州平定に尽力しました。

 

伝説では、

左目を射られながらも敵を倒す勇猛ぶりで

しかも景政公の顔面に足をかけ矢を抜こうとした武士の非礼を

大喝したという豪胆なエピソードが伝わっています。

 

ですので、権五郎神社の境内は

凛とした空気が満ちていて、緊張感が漲ってきます。

 

権五郎様は、しっかりとした目標をもった人の背中を

力強く押してくださる神様ですので

ここ一番の勝負どころで参拝してみてください。

 

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今回の記事はいかがでしたでしょうか。

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