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《村雨》紫微斗数占い 十二宮編⑥ 疾厄宮  

今回は疾厄宮(しつやくきゅう)を紹介していきます。

 

紫微斗数をざっくり学ぶと

財帛宮や夫妻宮など、他の宮に比べて、

疾厄宮はちょっとマイナーな印象かもしれません。

 

確かに、

 

命宮の三方四正や夫妻宮、福徳宮など

自分の人生と切り離しにくい宮と比べたら

重要度は低いです。

 

ただ、

 

疾厄宮を活かすかどうかは

人生を快適に過ごせるかどうかに

関わってくるといっても過言ではありません。

 

例えば、

 

梅雨時のジメジメした湿気を乗り切るには

エアコンの除湿機能を使うか否かで

快適度は格段に変わってきますよね。

 

そんな役回りが、疾厄宮です。

 

疾厄宮とは

《疾病》の疾と《厄災》の厄を冠しているとおり

病気やトラブルを考察する場所です。

 

かかりやすい病気や

長引いてしまう病気はなにか。

 

生活していく上で、

遭遇しやすいトラブルはなんなのか。

 

これらを読み取って、

未然に回避するのに役立てるのです。

 

実際のところ、

対面鑑定では、意外と健康状態を尋ねられます。

 

なので、重要度の低い疾厄宮を

おざなりにするのはナンセンスですが

注意がひとつ。

 

基本的な病気に関しては、

命宮ないし福徳宮を重視しましょう。

 

命宮の状態が悪ければ、

疾厄宮に重点を置いてヒントを得ていきましょう。

 

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