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《村雨》一番札所に相応しい力がみなぎる 杉本寺

鎌倉の杉本寺(すぎもとでら)といえば

小学校の遠足でも定番のお寺。

 

ではあるものの、

子供心にインパクトがあったかというと

そうでもないのが正直な話です。

※個人的な経験談です。

 

なぜかというなら

境内がこぢんまりとしているし、

あまりにも渋すぎるんです。

 

鶴岡八幡宮と比べてしまうと

どうしても落ち着いてしまう。

 

苔むした石段もそうですし

茅葺きのお堂も

その良さが分かったのは

大人になってからでした。

 

そういう訳で

違いの分かる大人の皆さん、

一度は参拝してみるといいかなと思います。

 

鎌倉駅からのアクセスは

徒歩だと30分くらい。

以前紹介した鎌倉宮と同じく

二階堂という地区に位置しています。

 

 

さてこのお寺、

なぜ杉本寺と呼ばれるようになったかというと

こんな伝説があるのです。

 

文治5年(1189年)、

なんと火災によってお堂が全焼してしまったのです。

しかしこのとき、

ご本尊の観音像三体が、いつの間にか人知れず、

境内の大杉の下に逃れていたのです。

 

この奇蹟から

《杉の本の観音》と呼ばれるようになり

お寺の名称になったと伝わっています。

 

この三体の観音像のうち

行基が自ら彫ったとされる十一面観音像は

別名《下馬観音》ともいいます。

 

というのも、

礼を欠き、信心無く馬に乗ったまま門前を通ろうとすると

必ず落馬する事件が続き、

この観音像の顔を袈裟で覆ったところ、

落馬する者はいなくなったという因縁があるとか。

このことから《覆面観音》とも呼ばれています。

 

通常、三体の観音像は拝観できませんが

毎月1日と18日は開帳されます。

 

個人的には圧倒されて平伏せざるを得ないほどでしたので

ご参拝の際はご注意を!

 

また、杉本寺は坂東三十三観音霊場の第1番札所でもあります。

これから何か始めようと思っているなら

思いがけない力を授かるかもしれませんね。

 

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今回の記事はいかがでしたでしょうか。

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