
《村雨》一年の計は新春にあり、早め早めに動いて吉「地沢臨」
鎌倉ほしよみ堂所属占い師コラボ企画
~ブログ編~
そこで出ていたのが、地雷復(ちらいふく)でした。
周易には繰り返す、反復という含みをもつ卦がいくつかあります。
重卦と呼ばれる卦もそうです。
中でも
坎為水は問題がなんども押し寄せてきて
容易には抜け出せない感じです。
水沢節も繰り返しを含みます。
節を竹の節に見立てて、
一度通り過ぎても、
同じ事がまた立ちはだかるという含みを持ちます。
さらに
もっと大きなスケールでみると
まさに地雷復は《繰り返し》の原点。
冬至から立春までのあいだ、
早稲田の穴八幡宮では一陽来復守りを授かれます。
この信仰の源には、
まさに地雷復の形があるのです。
陰極まった坤為地から
初爻が陽に転じて地雷復となるのは
太陽の運行と重ねられます。
つまり、地雷復→地沢臨→地天泰→雷天大壮→沢天夬→乾為天で陽が極まり夏至となり
天風姤→天山遯→天地否→風地観→山地剥→坤為地で冬至となります。
冬至が地雷復なら、
大寒から立春に向かう今の時期は
地沢臨(ちたくりん)。
右肩上がりに運気が昇っていく時期でもあります。
地沢臨には、ようやく見通しがついてくるという含みもあり
物事を俯瞰して方向性を定めるのに都合がよいでしょう。
新年の抱負を定めるにはもってこいの時期でもあります。
さて、次回の執筆者は
花咲亜未子先生です!
どうぞお楽しみに!
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一文字 村雨
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