《村雨》 風水『中級』ZOOM講座で開運のヒントを掴む
みなさん、風水と聞いてどんなキーワードが浮かびますか?
インテリアの配置やカラーコーディネート。
風水にそんなイメージをお持ちの方
多いと思います。
模様替えにしろ、引っ越しなんかも含めて
風水って要は
行動によって開運を目指すのが目的なのです。
引っ越しはともかく、
インテリアや建物の向き如きで……
と眉唾に思う人がいるのは確かだと思います。
ただ、実際のところは
建築学や心理的、衛生的な面で
理に適っているケースが多いのです。
いわば、古来培われてきた
生活の知恵という側面もある訳ですね。
その例で言えば、
19世紀末、日本では幕末から明治時代初期にあたる
中国でこんな話があります。
オランダの宗教史学者の
デ・ホロートという人物が
清朝末期の福建省厦門で
風水師らから蒐集した話の一節ですが
中国政府が外国人居留地として提供した土地は
風水的に最悪の場所だったそうです。
もちろん、風水師に吟味させた上でね。
広東のシャーメーン島では、
当局のもくろみ通り
異邦人たちは辛酸を舐めることになったそうですが
他の土地では、全く逆の現象が起きたといいます。
つまり、異邦人たちの方が、
風水に精通している現地人より遙かに裕福で
立派な屋敷に住み続けていたのです。
外国人たちは口を揃えて
自分たちは風水に対して無知であり、
気にもとめていないと中国人に言います。
しかし、風水師たちは
彼らの屋敷が
《龍》や《虎》の庇護下に置かれていて
庭園も煞気を遮るよう
見事に設計されているのを見逃さず、
さらに彼ら外国人の共同墓地は
隠宅として理に適っていることも見抜いていたといいます。
つまるところ、風水にしろ
西洋的な建築技術にしろ
環境を改善する為の行動に他ならないのです。
100年以上前にも、
そのような対比がされていたのは
興味深い話ですね。
さて、そんな風水を
本格的に学べる機会があります。
ほしよみ堂では
9月17日(日)14時から
が開かれます。
もちろん、講師は中島多加仁先生です。
中級編とはありますが
初級編からも学べるようになっていますので
興味が沸いた方は、受講してみてはいかがでしょうか?
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今回の記事はいかがでしたでしょうか。
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一文字 村雨
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