かなみん

《かなみん》長女の病

こんにちは🌞かなみんです!

 

突然ですが、私は長女です。
そして私の母も長女です。笑
生粋の長女気質。

 

恋愛が上手く行かない理由。
それは自分のせいだと思っていました。
つい尽くし過ぎてしまうから?

 

男をダメにする的な。
人からもそんな風に言われたし、
自分でも確かにそうだな、と思っていた。

 

では何故尽くしてしまうのか?
ここに『長女』の気質が関係しているのでは⁉️
という事に気が付きました。

 

そもそも『尽くす』
という表現が間違っていた。
尽くすってなんか好きでやっているニュアンスありません?

 

多分、『役に立たなければ』
この感覚だと思うんです。
この人の役に立たなければ、私が居る意味ある?

 

私は漠然とそんな風に考えていた。
これ、恋愛だけじゃなくて仕事にも影響してる。
上司の役に立たなきゃ。

 

だから、恋愛だけじゃなくて、
私は上司とも上手く行かなかった。

 

役に立たなければ、認めてもらえない。
同期や後輩に負けてしまう。
だから、上司を助ける為に先に動く。

 

 

私の思考と、行動パターンはこんな感じだった。
気を遣い、言われる前にやる。
少しでも上司の手を煩わせない為に先読み。

 

これ、普通は良い後輩だと思われそうだけど、
私は嫌われていました。
多分、生意気だと思われてしまったのです。

 

先輩にしてみたら、少し出来ない後輩のが可愛いし、自分も楽なんですよね。
真面目な後輩って自分もサボれなくなるし、息が詰まるというか、なにか言われそうで脅威ですらある。

 

私はまさにそんな後輩でした。
でもそれは先輩を崇め過ぎた結果なんです。
尊敬するあまり、気軽に話掛けるのも失礼だと思ったから、コミュ二ケーションも取らずに黙々と仕事する。

先輩も同じく長女タイプの真面目な人だったら良かったのかもしれないけど、笑

こんな風になってしまうのは、
やっぱり長女として育った事が少なからず影響しているんじゃないかな、と思う。

 

 

私は2歳違いの妹がいるから、
2歳までは親の愛情を独り占めして育ちました。
そこにある日突然妹が登場する。

 

当時の事は全く覚えていないけど、
多分、パニックですよね。
え?え?え?

 

なんで?なんで?
なんで妹優先?お姉ちゃんってなに?
なんで皆んな私より妹を見るの?

 

覚えていないので、ただの予想でしかないけど、
恐らくそんなパニック状態だったんじゃないでしょうか?

 

だけど、いくらパニックになったって、妹優先の状況は変わらない。
たぶん、仕方ない事だと諦めた瞬間があったんだと思う。

 

でも、妹優先のこの世界で、
でどうにか生き延びなきゃいけない。
そこで長女は考えるのです。自分はどうしたらこの世界で生きて行く事が出来るのか。

 

恐らく、それは『役に立つ事』
お手伝いをしたら褒められた。
『良い子だね』と言ってもらえた。

 

その瞬間は母親が自分を見てくれた。
役に立てば、良い子でいたら、
私はここに居て良いんだ。

 

きっと長女はそう思ったのでしょう。
その証拠に、今でも私は自分が役に立っていないと思う状況や、場所に居るととても居心地が悪いです。その場所にもうちょっと居たいのに、もう帰らなきゃいけないような気になる。

きっとそれは、あの頃の記憶が影響しているんだと思う。

 

昨日まで私の事しか見ていなかった母親が、
今日から妹の事しか見なくなった。

 

何も出来ずに、黙ってその姿を見つめる私。
あっちに行っててね、と言われたかもしれない。
隣に座ってるのもダメなんだ、と思ったかもしれない。

 

用があればいいかな?
何かお母さんがビックリする様な事をして、
それを報告する為なら話し掛けても大丈夫かな?

 

そんな風に考えたかもしれない。
それでイタズラっ子になったかもしれない。

 

今の自分の行動が、あの時のトラウマが原因だとしたら。
もうそんな事しなくていいよ!
居るだけでいんだよ!
お母さんは、妹を生かす為に、一杯一杯だっただけなんだよ!妹が可愛いからそっちばかり見ていた訳じゃない、お母さんは妹が死んでしまわないように目を話せなかっただけなんだよ!

 

そんな風に言ってあげたくなりませんか?
今の私たちにも、同じ様に言ってあげる事が出来るかもしれない。

 

無理して料理しなくていんだよ、
テイクアウトでいんだよ、
笑ってるだけでいんだよ、

 

分からない事は、分からないって言っていんだよ、たまには調べれば分かる事を聞いたっていんだよ、いつも完璧なあなたを、助けてあげれて上司も嬉しいんだよ、

 

用もないのに、あなたがここに残ってくれる事が嬉しいんだよ!って。

 

そんな風に自分に言ってあげることができたらきっと毎日はもっと楽になると思います。

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