冬月希和

2021 / 08 / 05 冬月希和 冬月 希和

あなたは普段「聞き役」に回る方でしょうか。それとも「話す側」になる事が多いですか？

 

世の中には完璧とも言えるほど一方的にしゃべる人がいる。

あなたの周囲にも思い当たる人がいるのではないでしょうか？

 

学校を卒業後初めて就いた職場にいた上司がそうだった。反論はおろか考える時間を与えてくれずしゃべり続ける人。
同期の1人は体調を悪くし職場を半年程で辞めてしまった。

 

上司の話を聞き逃すまいと集中し、今思えば一種のエコノミー症候群のような状況だったのかもしれない。

聞き役は言葉をはさめないから呼吸もちゃんと出来ず、酸欠状態になりがちだ。

相手の言葉を吸ってばかりで、空気をちゃんと吐いてなかったのかもしれない。
一緒にいた自分も息苦しく貧血になりそうだったのを覚えている。

 

上司はしゃべってる方が大変なんだと言っていたが
聞き続ける方も大変であり、神経を使い、精神が消耗する事を理解してほしいと思ってしまったがより多くの事を伝えたかったのだろうか。

二十代前半の自分には理解が出来なかったのだ。

 

話す事が悪いのではない。聞く側は新しい情報を得られるのだからありがたいことではあるのだ。

だから自分が一方的にしゃべってるかも、とハッと気付いたらせめて、相手の体調を気遣う事が大切なのかなと思った。

 

そして聞き役は一方的に話すそ人の話しに集中し過ぎない事だ。
聞き逃したっていいのだ。自分の体のためにも。

 

しゃべる相手を今以上に嫌いにならないためにも、前もって予防しよう😃

 

辞めた同僚はその後、年齢と共に図太くなり(笑)年賀状だけではあるが年に１度励ましてくれている。

 

相手がとても好きな人だったら心地が良い酸欠状態なんですかね！