《冬月 希和》お金を貸した人は忘れない
人は忘れる事がある。
それも大事なことなのに忘れる事も、なぜだかあるのだ。
脳が老化した事によるもの忘れや、睡眠不足に関係なく
取るに足らない都合が悪い事を忘れる習性があるのじゃないだろうか?
相手に損害を与えた事を意外と忘れてしまうのだ。しかし逆に同じ事を誰かにされた場合、今度は忘れない。
だから人間関係には悲劇が起こってしまう。
例えば同僚とランチに行った時。
うっかり財布を忘れ1000円を借りたとする。きっとあなたも同じような事になった事があったのではないだろうか。
借りた側は返さないつもりなんて全くないのに、日々の忙しさからすっかり忘れてしまう事があるものだ。
しかし貸した同僚はその相手の顔を見るたびに「返さないつもりなのだろうか…」なんて思い、たかだか1000円程度の事を催促するのもなんだしな…なんて思いながらも日がたっても返してもらえない場合、仲良しだった同僚に対して「お金を返さない失礼な人」と内心思ってしまうものなのだ。
「ランチ代まだもらってないよ~☺️」ってすぐに言えればいいのだが、言えない人だっいる。相手が上司ならなお言いづらい💦
「課長、1000円返してもらってません!」なんて言いにくい💦
ある調査によると
「この間のランチ代返して!」と言える日本人は4割以下…だそうだ💦
親切に貸した人のほうが
物理的に損をして
精神的に傷ついて
いつまでも覚えていて
悔しい…😣
というマイナスをいっぱい受け取ってしまう事が時々ある。
ある新聞記事に損害賠償金を毎年被害者の命日に支払わせる…と言った加害者に忘れさせない判決が最近多くなってきた、と載っていた。
きっと私達はランチ代の事以外に、本当にたくさんの心の行き違いがあるのも事実だろう。
傷付いた方は傷付けた側よりも事実を忘れない。きっと半永久的に覚えてるんじゃないだろうか…
傷付けた側がすっかり忘れてる同時期に、反対側ではもっと強い感情となって記憶が鮮明になってるものなのだ…
人はやった方よりやられた方が忘れない…
肝に命じておきたいと思った。
もしランチ代を貸す時はあげてもいいくらいに思ってた方がいいのかな…なんて考えますが
あなたはどう考えますか?
冬月 希和
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