《冬月 希和》ため息は自分を救うもの
ため息って、心の中の行き場を失った感情がフーッと音じゃない息として外に思わずもれてしまうものだ。
という事は、体に溜まっているストレスのようなものを外に出し カラダに溜まらないようにする働きがあるとも言えるのではないだろうか。
これって辛い時や悲しい時に
流す涙と似ている。
涙は流す事によって悲しみや苦しさも共に流れ出て気持ちが落ち着いたりする事もある。似たような作用があるのではないだろうか。
ふと、大昔私をフッた男性が別れる少し前にため息をよくついていたのを思い出した。
それを目にする度にこちらの気持ちがすり減っていく感覚…。
そうか、むしろ一緒にいる人の心を削り取っていくのだ。
「ため息は身を削るカンナなり」と昔はそう言ったらしいからやっぱりそうなのだ。
外へ出たため息はウイルスみたいに飛んでいくから、その時一緒の空気を共有する人の気持ちに害が出る。
ため息ををつくと幸せが逃げる…というのは他人へ飛ばしてはいけない!と言ってるのと同じなのかもしれない。
ただ同じため息でも
感動した時のため息はどんどんしたらいい。
他人の感動は移るから、心地よさも五感で感じる事が出来るはずだ。
ため息は出来れば1人っきりで、景色がいい場所でつけばいいのだ。むしろ交感神経を落ち着かせ リラックスしやすい。
誰もいない場所なら誰にも迷惑がかからないし、心が浄化できるはずだ✨
もしため息をつくほど悩んでますよ、気づいてー!と相手に察してほしい場合はきちんと打ち明けてみよう!
信頼関係が出来ていればちゃんと聞いてくれるはずだから…
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冬月 希和
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