《冬月 希和》抱きしめられる事はやっぱり必要な事。
日本人はストレスが多いと言われるが、日常生活に抱きしめられるという「スキンシップが少ないからなのではないだろうか?
「慎み深さ」を美徳とする文化だけに、公衆の面前でのスキンシップの機会は、欧米に比べて圧倒的に少ない人種。
そして今はコロナもあり益々減っているはずだ。
接触欲という生理的願望は誰かに触れていたい、誰かに触れられていたい…という欲求だが、どうしても恋人とイチャつく事ばかりが頭をよぎってしまうものだ。
本来はそれだけじゃなくて、親子間や友人間、又はカラダのマッサージやペットとのふれ合いも入るはずだ。
心が癒されたり、なぐさめられたり、安心したり、幸せな気分になるのは 人の温もりが伝わるからこそだ。
マザーテレサが難民キャンプ等でもう亡くなる一歩手前の人をさがして、自らの病院に運び死を看取った話は知ってる事だろう。
その時に「一人死んでいく人には抱きしめる事が必要です」と言ったそうだ。
自分がもし死ぬ前に抱きしめてくれる人がいたら
「自分の人生は幸せだった」
って最後に心から思えるんじゃないかって思うのだ。
スキンシップは人間関係に数多くのポジティブな影響をもたらすといわれている。
暴力的行為を減らす、信頼の醸成、強いチームワーク、疾病の減少と免疫力の向上、学習力の向上、健康増進など、その効果は絶大。
米国のある調査では、ハグをする人は風邪などにかかりにくくなり、かかったとしても治りやすい、ストレス耐性が増すという結果も!
肌を触れ合うことで、愛情ホルモン「オキシトシン」の生成を促し関係するのだそうだ。
だから抱きしめられる事が足りないと思ってるなら、恋もするべきなのかなと、必要なのかな…と思うんです。。。
冬月 希和
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