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2023 / 11 / 27 ブログ, 一文字 村雨, 新着情報 一文字 村雨

今回のブログは、少し趣向を変えて

プロの占い師になりたい

と思っている人向けの内容です。

 

占いの勉強を始めたばかりだと

カードや星の意味、

命盤、チャートの読み方を覚えるのに

四苦八苦ですよね。

 

それさえ出来れば

ある程度占えるという考えの方も

大勢いらっしゃるかと思います。

 

そしてある程度勉強が進んだ段階で、

誰かを占ってみて、特にプロとして現場に出てみて

教科書的な内容を読み上げただけでは

手応えを感じない、

もっと言えば、

《先に繋がらない》と感じることが

多くなってくるでしょう。

 

先に繋がらないということは

リピーターさんが増えないということ。

 

要は、自分の鑑定が

相手に刺さってないんですね。

 

相談者が占い師に求めていることって

何だと思いますか？

 

鎌倉ほしよみ堂での肌感覚ですと

観光の延長で非日常感を味わいたい

というエンタメ的な要素を求める方もいます。

 

もちろん、自分の話を聞いて欲しい、

悩みを解決して欲しい、

という方も同じくらいいらっしゃいます。

 

どちらにせよ、相談者が持っていない

《何か》を欲しているわけです。

 

手相を見て、カードをめくって、ズバリと伝えれば

はいそうですかと相手に届くわけじゃない。

 

相手の心を動かすには、

《本当に望んでいること》

に触れなくてはならないのです。

 

そこに触れた上で、

解決策や方向性を提案すると

感動が生まれてリピートに繋がる。

 

つまり、その提案までに、

如何に相手を巻き込むかというのが重要なんです。

 

これって、プレゼンテーションの方法論と

似ているところがあるんですよね。

 

よく言われる

《背景、目的、課題、仮説、提案》の流れを

占いの鑑定に置き換えてみてみましょう。

 

鑑定の流れっていうと

対面にしろ、オンラインにしろ

相談者さんの置かれた状況を知るところからですよね。

 

最初に聞きすぎては、

ただのカウンセリングになってしまいますが

相手に寄り添うというか、

同じ空気感を共有する意味でも

相談者の《背景》を知るのは大事です。

 

つまりそれは、次の《目的》、

占的を絞ることにも繋がります。

 

ご相談者さまの中には、

何を占って貰いたいのか

自分でもよく分からない人もおられますからね。

 

その意味でも、

心情や状況、何を明らかにするのかというのを

相談者と占い師で共有するのが大切です。

 

さて、そこに至っておもむろに

タロットで占うとしましょう。

そうすると

良くも悪くも結果がでるわけです。

 

でも、ここで終わりじゃないですよ？

 

得られた結果はいわば《課題》。

その課題をそのまま伝えて済む問題なのか、

吟味が必要です。

 

カード、手相、数秘術などなど、

命卜相の術式を掛け合わせて

本当の悩みは何なのかという

《仮説》を推理し組み立てていくのです。

 

その仮説を踏まえて、

端的に伝えてみる。

 

この時、ロジックは必要ありません。

 

なぜなら、相談者のバックグラウンドや心情

性格やこの先の運気も全て把握し、共有しているから。

 

ここに至れば

占い師の《提案》は

相談者自身の言葉になって、

心に刺さるのです。

 

そうなれば、あなたにまた相談したい、

そんな占い師になれるのです。

 

如何でしたか？

もし占い師になる最初で行き詰まっていたら、

参考にしてもらえると幸いです。

 

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