KIKUちゃん

2025 / 01 / 31 KIKUちゃん, ブログ, 新着情報 KIKUちゃん

鎌倉ほしよみ堂所属占い師コラボ企画

～ブログ編～

 

ブログのバトンを

キーナ先生から受け取りました。

人間関係についてのお話です。

（まだ読んでない方はこちらからどうぞ！)

 

 

人間関係の断捨離ってしたことがありますか？

これってなかなか勇気が必要ですよね。

悩みに悩んだ末

自分の人生のために、お別れを決める。

それは前向きな決断とも言えます。

 

しかし、一方で

後ろ向きな人間関係の断捨離もあります。

「人間関係リセット症候群」

なんて言葉を聞いたことはありませんか。

 

「症候群」とありますが

正式な医学用語ではありません。

 

人付き合いに疲れ果て

ある日衝動的に、一方的に

人との縁を切ってしまう行為のことを言います。

 

SNSアカウントを消したり

LINEをブロックしたり

バイトや仕事を飛んだり

何も告げずに姿をくらませるのです。

 

その感覚が全くわからない人からすると

「なんて失礼で非常識極まりない奴だ！」と

呆れたり、怒ったりするかもしれません。

 

しかし、私はその感覚がよーくわかります。

私も「人間関係リセット症候群」

やってしまった経験があるからです。

 

10代〜20代に多いと言われてますが

私の最初の記憶は小学生2年生の頃です。

友達の板挟みで悩み、全てをリセットしたく

「転校したい」と姉に相談したことを覚えています。

 

20代前後の頃はうつ病になったこともあり

 

電話にはでません。

メールの返事はしません。

（開くのすら怖い）

バイト飛んだことあります。

（ごめんなさい）

引越しのついでにリセットなのか

リセットのための引越しなのか。

 

家族含め全ての人間関係が煩わしい。

煩わしいのに孤独感は増すばかり。

罪悪感にさいなまれて現実逃避の末

ますます自分の首を絞めるような結果に

いいことは何一つありませんでした。

 

そんな私も現在は

素晴らしい仲間に囲まれ、

友人、家族、パートナーなど愛する人々と

健全な関係を築くことができるようになりました。

 

だからこそ

「人間関係リセット症候群」

をやってしまう人に

声を大にして伝えたいことがあります。

 

自分を責めないでね！と

いくら周りの人から怒られても

絶対に自分を責めないでね！

 

あなたが、人から許されなくても

自分だけは自分を許そうとして欲しい。

それができないなら私が許します！

 

 

人間関係リセット症候群になりやすい人には

こんな傾向があります。

 

・感受性が豊か

・共感性が高い

・「優等生」「良い子」のタイプ

・完璧主義で失敗が怖い

・慎重で不安を感じやすい

・人の目を気にする

・不協和音、不調和が苦手

 

これを見てお気づきでしょうか。

人間関係をリセットしたくなるのは

あなたが

「ダメな人間」だからではありません。

逆に「良い子」すぎるのが問題なのです。

 

人の気分を敏感に感じ取ることができ

尚且つ調和を好むあなたは

 

無意識に相手の望む自分を演じてしまったり

相手の期待に応えられない自分を責めてしまったり

自分のネガティブな感情を押さえ込んだり

 

人付き合いにおいて

過度にストレスを溜め込んでしまうのです。

 

「私そんなに良い子じゃない」

と否定するかもしれませんが

 

そもそも人間はみな長所、短所

好き、嫌い、など相反する要素を持ち合わせた

複雑で矛盾した生き物です。

 

もちろん「悪い子」の部分があって当然なのです。

問題なのは無意識的に「良い子」を演じ

「悪い子」の部分を許さず

自分を責めることにあります。

 

すると外に向けた仮面の姿と

本当の自分の姿に乖離が進み

抑圧された「本当の自分」や「悪い子」が

極端な行動や極端な思考に走らせてしまうのです。

 

 

なのでまずは

「人間関係リセットしちゃう悪い私も許す」

として欲しいのです。

 

逆説的になりますが

「悪い子」の自分を認め受け入れることで

抑圧は弱まり、極端な思考や行動はなだらかに

落ち着いてきます。

 

 

そして

「悪い子」の自分を許すのと同じぐらい大事なのが

無意識的にしている

「良い子」に気づくことです。

 

人間関係で疲れてしまう人は

勝手に先回りしていろいろ考え

勝手に相手を思いやり、気を使い

自分で自分の神経をすり減らしている

「一人相撲」なのだと認めましょう。

 

いくら調和の空気を保とうと神経をすり減らしても

調和を保ち続けることは不可能なので

結局はストレスが限界突破してしいます。

 

そしてストレスが溢れてしまった時

「私はこれだけ頑張っているのに

〜が悪い！もう付き合ってられない！」と

人のせいにして縁を切りたくなってしまうのです。

 

「調和」を保つのは正義でもなければ

全員の義務ではありません。

不調和があるから、新しいものが生まれます。

収縮するから拡大します。

どんな気分でいるかは本来個人の問題であり

それをコントロールする権利は誰にもありません。

 

 

【ワンドの５】

一見喧嘩しているようですが

切磋琢磨、成長していく若者たちが描かれています。

悔しい、負けたくない、ちくしょー！

という闘争心がやる気の原動力になる人もいます。

万人にとって「調和＝善」であり

「不調和＝悪」であるとは限らないのです。

 

 

調和だとあなたの心が穏やかになり居心地が良い。

しかし、皆が調和を求めているわけではない。

つまり「調和とはあなたにとって都合の良いこと」

にしかすぎないのです。

これは単なる「好みの問題」だったのです。

 

「好みの問題」だと分かれば

人間関係はずっと楽になります。

 

「調和が良いな」

それに対しアプローチするのは素晴らしいことです。

「居心地の良い空間がいい」という望みを

諦める必要はありません。

相手を喜ばせたいという気持ちも素敵です。

 

でも、ただそれは

自分の気分が良くなるから

自分の好みでやっているのだ

という自覚をもちましょう。

 

好みの問題ならば

神経を摩耗してまでする必要はないはずですよね。

 

自分の神経がざわつくことがあれば

人や空気をコントロールすることをやめ

物理的に、それが無理なら精神的に

一旦離れればいいのです。

 

 

そして自分の心の中で

自分だけの調和を取り戻すのです。

 

「自分の好み」を尊重することができれば

「他者の好み」も尊重することができます。

「自分の自由な感情」を受け入れることができれば

「他者の自由な感情」も受け入れることができます。

 

 

こうして

自分と他者の境界線を

はっきり区別できるようになると

人付き合いは格段と楽になることでしょう。

 

心が楽な距離感で付き合っていられたら

もうあなたは「リセットしたい」

なんて思わなくなります。

 

 

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さて、次のバトンは誰の手に？？

鎌倉ほしよみ堂の素晴らしい仲間であり

師である花咲亜未子先生です！

 

 

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【鎌倉ほしよみ堂にて対面鑑定】

 

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