一度はやってみたい?! 《パートナーを掌の上で転がす》ために必要なこと
パートナーとの相性について
ご相談を受けていると
先入観というか価値観というか
男性優位をよしとするあまり
本来あるべき関係性が損なわれているのでは?
と思うことがあります。
言ってしまえば
彼ではなく、
あなたが主導権を握った方がうまくいくのでは?
という話なのですが
これが結構、
お伝えするのを躊躇するんですね。
テクニックというか、マインドや接し方のコツ
をお伝えすることは可能です。
でもね、つまるところ、
お相手と、どうありたいのかによるんです。
というのも、どちらかに主導権があるカップルって
程度の差こそあれ、ありふれていますよね。
でも、片方にバランスが偏っていると
長い目で見て、関係の維持が難しいです。
表面上は取り繕えても、
心の中では反目していることになりかねない。
掌の上で転がす
っていう言い回しがありますが、
上手くいくケースもあれば、
不快に感じる場合もある。
そのさじ加減は難しいでしょう。
相手の長所と短所を熟知したうえで
如何に相手を気分良く行動させるか。
さらに言えば、一連のアクションを
相手に気付かれずにやれば
尚のことよし。
なのですが、得てしてこの行動は
相手を言葉巧みに
コントロールする形になる可能性が高いです。
掌の上で転がすのが唯一成り立つなら
それは
己の欲求を満たす為でなく
二人のこれからの為に
理性的な行動をとれるときでしょう。
もちろん、
お二人の信頼関係が前提としてありますが
どちらか(あるいはどちらにも)
相当な力量が必要になるのは間違いないです。
度量といってもいいかもしれませんね。
それが無ければ、一時的な方便として
心を砕くしかない。
でもそれでは、
いずれあなたの心は疲れ切ってしまうでしょう。
例えるなら
ブレーキの壊れた車を
ハンドリングとアクセルワークだけで
峠から麓まで導くようなもの。
神経をすり減らしてしまうのは必然です。
相手を掌で転がすには
少なくとも相手のツボを知り尽くしたうえで
踊っているのを気取らせないことが要件。
しかし、こう字面を眺めているだけでも
歪さは否めませんよね。
結局その場しのぎ感は拭えません。
俗に、割れ鍋に綴じ蓋と言いますが
一見、不均衡な関係にみえたとしても
主導権を握りつつ、
相手を立てるというのが理想でしょう。
信頼関係に基づく役割分担がうまく機能すれば
生活の場面ごと、あるいは得意分野によって
お互いの立ち位置、立場を入れ替えるのが
自然ですし、長続きしますよね。
お互い相補って、生活ひいては人生を全うするのが
最も大事なことですから
相手を掌で転がすなら
短期的に、ここ一番の場面に留めるのが賢明ですね。
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一文字 村雨
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