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傲慢さに取り憑かれる前に 心に留めておくたったひとつのこと

誰しも思うことでしょうが

傲慢な人と知っていたら

わざわざお近づきにならないですよね。

 

会社の上司がこの手の人だと

是非もなく接していく羽目になりますが

人を呪わば穴二つ。

 

結局同じ穴の狢になるというか

傲慢のループに引き込まれてしまうもの。

 

そうなる前に距離を取るのが肝心ですが

日常的に接するので

物理的に距離を取るのは難しい。

 

それなら、精神的に隔離してみるのです。

そんな訳の分からん人は

心の《珍獣》クラスタにでも

入れといてください。

 

こんな心構えだけでも、

随分と楽になると思いますよ。

 

では

他人はさておき、あなた自身はどうですか?

 

傲慢を辞書的に言えば

《調子づいて人をバカにしたり、人をみくびって礼儀を欠くこと》

 

言うなれば

巡り合わせで一時的に成り上がったり

ステータスを手に入れて、

自分に酔ってしまえば、

足下が見えなくなるもの。

 

調子づくということは、

分不相応だから周りが見えなくなるからです。

 

あるいは、そもそも自己顕示欲が強ければ

自分だけが正しいと思い込んで譲らないし

他人を下げるのは道理でしょう。

 

なぜなら、視野が狭くなるから。

自分以外を認められなくなるからこそ

人を小馬鹿に出来てしまうのですね。

 

自分を過信しているから

人をみくびったり、

自身の虚栄心を満たす為に

他人と比較をしてしまう。

 

ただ、

虚栄心はどこまでいっても

《見せかけ》ですから

本当に満たされることはありません。

 

行き着くところは、破綻でしょう。

 

結局、類は友を呼ぶもので

同じようなマインドの人から

恨まれたり妬まれて

築き上げたものさえ

失ってしまうかもしれません。

 

そうしたら、

再浮上できない可能性だって、

無きにしも非ず。

 

なぜなら、

既に信用は失墜しているからです。

 

そんな人は、

自らを鼓舞して学ぶ姿勢もなくしているでしょうから

再起が困難になってしまう訳ですね。

 

さて、

傲慢にならない為には

自分自身を省みるのが

まず必要かと思います。

 

あるいは、

意見を主張する前によくよく考えてみる。

 

人を立てたり、

話を聞く努力も重要なポイントでしょう。

 

それが出来ないから、

周囲と比べたくなるから、

傲慢になるのですが

 

突き詰めた話

比べることで満足を得たいなら

自分の親と比べてみたらどうでしょうか?

 

ご両親やあるいは祖父母の方々と比べてみて

優位に立った、出世したとなるのなら

それは感謝に繋がるはず。

 

色々思うところがあったとしても

ご両親あってのあなたじゃないですか。

 

そう思えれば、次の世代に繋がる意識に繋がって

自然と傲慢さも鳴りを潜めることでしょう。

 

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