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2021 / 02 / 27 ブログ, 冬月希和 冬月 希和

夕方のニュース。

街頭インタビューで政治についてスラスラ答える女性。

もし自分がいきなりマイクを向けられたら「急いでいるのですみません💧」となるのだろうと考えると
突然の事にもかかわらず、質問の意図を把握し瞬時に自分の意見をしっかりと、しかも美しい声で言う女性…。

社会情勢や新聞等をこまめに読んでなければ出てこない言葉だろう。

 

「もしも、自分自身がその立場にあったら、果たして突っぱねる事が出来たのだろうかと、思うんです。」
世の中の大勢が悪いと言ってる事に対してとっさに女性はそう答えた。

買い物ついでの主婦の雰囲気だったがテレビ越しにほれぼれし、なんてカッコいいんだと思ってしまった。

 

日頃よく口にする
「内面の美しさがある人」とは、美しい言葉を持ち、その言葉が発せられる事で人が魅了され周りの空気も変える人の事を指すのだろう。

「おはよう」「ありごとう」「ごめんなさい」「さようなら」
基本の言葉って使いすぎて心が通わなくなるのが普通。

でもこの基本の言葉をどれだけ丁寧に心をこめて発するかで、差が出てくるように思う。

 

可愛いから撫ででよいですかと、犬の頭を撫で「ありがとう」と嬉しそうに言った宅配の女性。

電車で私の足を踏んだ事に何回も「ごめんなさい」を言ってくる学生さん。

 

当たり前の言葉を美しく声にする人に会い、声美人は人の心に長くとどまるのだと感じた日だった✨