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2024 / 01 / 21 ブログ, 一文字 村雨, 新着情報 一文字 村雨

今回から紫微斗数占いの

《主星》について書いていこうと思います。

 

主星というのは文字通りメインの星。

何がメインかというと

命宮という自分の本質を表す場所にある主星は

その人のキャラを象徴するからです。

 

十四ある主星のトップバッターは

紫微星（しびせい）。

若いながらも尊い王様というイメージです。

 

中国の伝奇小説に

『封神演義』というお話があります。

 

これは古代中国の

人間、仙人、妖怪らが入り乱れた革命話ですが

紫微斗数の主星は、

この『封神演義』の登場人物に

なぞらえて語られもします。

 

さて、

紫微星は封神演義で誰に例えられるかというと

殷王朝の諸侯である姫昌（後の周の文王）の長男、

伯邑考（はくゆうこう）です。

 

貴公子で琴の名手でもある彼は、

費仲らの陰謀で父・文王が殷に幽閉されたとき、

釈放を願い王都へ出向いたのです。

 

このように優しく気高い心の持ち主ですが、

悪女・妲己の不興を買ったため

処刑されてしまうのです。

 

こうして非業の死を遂げた彼は、

紫微星となったわけです。

 

伯邑考がそうであったように

紫微星の持ち主は

周囲から一目置かれる

スマートさが持ち味です。

 

というか、

自分はそうあるべきだと思っているからこそ、

華があるというべきでしょう。

 

リーダー気質がとても高いが独善的ではありません。

というのも耳が柔らかく視野が広いからなんですね。

 

お人好しで騙されやすい面がありますから要注意です。

 

次回は軍師の星《天機星》についてです。お楽しみに。

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