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《村雨》紫微斗数占い 命宮に天府星を持っている人

紫微斗数占いの十四主星

7番手は天府星(てんぷせい)です。

 

天府星とは

若きプリンス紫微星と対になる

女帝の星です。

 

イメージ的にもそうですが

紫微星が陰の土性で、

天府星は陽の土性となるので

エレメント的にも関係が深いのです。

 

封神演義のエピソードでは

天府星となった人物も

悲しいかな、非業の死を遂げています。

 

その人物とは、

殷の紂王の正室

羌皇后(きょうこうごう)。

 

賢帝であったときの紂王の良き理解者であり

学識が高く、人柄も朗らかで

広く慕われた女性でした。

 

彼女の実家の羌族は

有力な遊牧民であったという説があります。

 

殷という国は羌一族を取り込み、

政治や財政の安定を目論んだのでしょう。

 

このような説話から

天府星には《賢能》《財》

という象意が込められていて

それは彼女の人柄と

家柄が反映されています。

 

ちなみに、

太公望(天機星)の本名は

《呂》尚、あるいは《羌》子牙というのですが、

羌の枝族の呂という一族の総領であった

という説があったりします。

 

つまり、

紂王の正室と太公望は

遠い親戚だったかもしれないんですよね。

 

そんな羌皇后ですが

例に漏れず、

妲己(貪狼星)と費仲(廉貞星)被害者の会に

名を連ねてしまいます。

 

側室の妲己は

正室の羌皇后を追い落とすために

紂王(破軍星)暗殺の濡れ衣を着せ、

費仲を暗躍させて

羌皇后を投獄してしまいます。

 

誇り高い羌皇后は、

壮絶な拷問の末に獄死してしまい、

天に召されて天府星となったのです。

 

次回は《太陰星》についてです。お楽しみに。

 

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