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《村雨》紫微斗数占いの副星たち 禄存星     

今回紹介する副星は

禄存星(ろくぞんせい)、財産を司る星です。

 

北斗第3星で、陰の土性に属します。

 

財星と言えば《禄存星》ということもあり

財帛宮か田宅宮に入るのが、

財運的にはベストです。

 

さらには、

凶星の猛威を抑える力も強いです。

 

とくに

化忌星と加会するとその凶意を減らしてくれるので

心強い存在でもあります。

 

欠点が無さそうに見えますが

やや行動が鈍くなったり、

ケチになってしまったりする面もあります。

 

命宮に入ると、知性的で慈悲心と落ち着きがあり、

正直で信用を得やすくなりますから、

セールス業に適性があります。

 

また財産を自分で管理できる自由業や

金融関係の職種にも適します。

 

ただ、強情さやこだわりが顔を覗かせますので

注意が必要です。

 

また《命無正曜格》となって、

禄存星のみ座している場合には

吝嗇さに拍車がかかり、

守銭奴と陰口をたたかれてしまうことも。

 

禄存星と同宮することで

財運的に最大吉となるのは

天馬星(てんませい)です。

 

財帛宮か田宅宮でこの2つの星が同宮していると

《禄馬交馳格》(ろくばこうちかく)

と呼ばれる貴格となり

俗に一生遊べるくらいの財を成すと言われます。

 

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