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《村雨》鎌倉最古の神社、甘縄神明宮で新緑デトックス

皆様、ゴールデンウィークはいかがでしたか?

 

鎌倉ほしよみ堂は通常通り

無休で鑑定を受付ておりましたが

外は予想以上の人出でした。

特に小町通りの混雑はすごかったです。

 

市内の観光スポットも

かなりの混雑だったのではと思います。

 

 

さて、今回ご紹介する鎌倉スポットは

観光地というよりも

地元の鎮守様という雰囲気がふさわしい

落ち着いた場所になります。

 

 

最寄りは江ノ電の長谷駅。

大体徒歩6分の道のりです。

 

『長谷観音前』のT字路から

由比ヶ浜大通りに入って

消防団の建物と鎌倉彫陽堂の間の道が

目的地への参道になります。

 

 

甘縄神明宮(あまなわしんめいぐう)は

長谷の鎮守さまで

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。

 

 

由緒は天平年中の710年に

さかのぼるとあるので

ちょうど平城京に

遷都された時期と重なります。

 

つまりは

鎌倉でもっとも

古い神社なんですね。

 

 

行基が勧請し、

この地の豪族・染屋大夫時忠が建立したのが

神明宮の始まりだそうで

古来、

伊勢別宮として敬われてきました。

 

甘縄の『甘』は海女、

『縄』は漁の道具から来ている説もあるそうです。

 

たしかに稲村ヶ崎のリーフと

由比ヶ浜のビーチという漁場が

そろっていますし

漁民が生活していたのは

想像にかたくないところです。

 

 

さらにこの甘縄神明宮は

源氏とも縁が深い神社です。

 

鶴岡八幡宮を勧請した源頼義は

この神社に祈願して、

息子・八幡太郎義家を授かったと伝わります。

 

そして後に義家やその子孫・将軍頼朝が社殿を修復し、

代々の尊崇を集めました。

 

鎌倉幕府を担った北条氏とも縁が深く、

社殿石段の下には、

北条時宗が産湯につかったという

「北条時宗公産湯の井」があります。

 

 

社殿は石段を上った高台にあり、

由比ガ浜と長谷の町が一望できますので

穏やかに新緑と潮風を感じるには

絶好のロケーションです。

 

梅雨ごろにはアジサイも咲くそうなので

足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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今回の記事はいかがでしたでしょうか。

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