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《村雨》鎌倉で金運アップの霊地といえば 銭洗弁天の他になし

『鎌倉』『金運』で検索したら

間違いなくトップヒット。

 

ここだけは外せないというか

外す方がむしろ失礼──

 

それが皆様ご存知、銭洗弁天です。

 

 

正式名称は《銭洗弁財天宇賀福神社》(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)。

 

遠足や修学旅行でも

テッパンと言えるパワースポットです。

 

 

鎌倉駅の西口から徒歩で30分ほど。

最後の最後で急坂があるので

気温が高い日は汗だく注意です。

 

坂を登って、洞窟を抜け、

社務所で、ロウソク、線香、ザルをお借りして

外の本宮と岩屋の奥宮にお詣りしてから

ザルにお金を入れて、湧き水で洗う。

 

こうするとお金が増えるというのが

古くからの習わしなのです。

 

 

なぜこんな風習が根付いたかというと

話は鎌倉時代にさかのぼります。

 

鎌倉幕府の五代執権、北条時頼は

こちらの神様をたいそう敬い、

巳の日に自ら銭を洗って祈り、

 

『この湧き水で銭を洗うと福銭となり、家運は栄え子孫は安泰』

 

と人々に広めたそうです。

 

 

このくだり、五行論でいうと

《金生水》

の関係になっていて興味深いですね。

 

 

ともあれ、

こうして令和の世になっても

参拝客はせっせと岩屋で銭を洗う訳です。

 

とくに巳の日の縁日は、

参拝客で境内は大変混み合います。

 

 

ではなぜ巳の日かというと、

話は鎌倉幕府が開かれる前に戻ります。

 

巳の年の1185(文治元)年、

巳の月、巳の日の夜に、

源頼朝の夢枕にひとりの老人が現れ、

こう告げました。

 

頼朝の屋敷から西北に一つの谷があり、

清水が湧き出ている。

今後この水を汲んで神仏を供養せよ。

私はその谷の主、宇賀福神である──

 

頼朝が家来をつかわすと

はたしてお告げ通りの湧き水を見つけて、

社を建立し宇賀福神をお祀りしました。

 

これが銭洗弁財天宇賀福神社の起源になります。

 

ご祭神は

本宮に市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、

奥宮に宇賀神(弁財天)が祀られていて

御神体は、体は蛇、頭は人の形をしています。

 

前回ご紹介した長谷寺にも

同じ神様が祀られているので

弁天窟を探してみてくださいね。

 

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