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《村雨》季節の花々が美しい『長谷寺』は 坂東武者の拠り所

以前に紹介した東慶寺

『花の寺』としても有名ですが

 

鎌倉の寺院には他にも

季節の花々が咲き誇るお寺が

いくつもあります。

 

なかでも有名なのが

《長谷寺》(はせでら)です。

 

 

年間を通して、

様々な花で彩られますが

もちろん他にも見所は多いです。

 

もっとも

見所なんていってしまうと

語弊がありますよね。

 

当たり前の話ですが

お寺にしろ神社にしても

宗教的な実践の場です。

 

それを不特定多数に

好意で開放されている

というのを忘れては

本末転倒です。

 

 

さて、

長谷寺も歴史は古く

宗教的に際だっているのは

《坂東三十三観音霊場》の札所であること。

 

この観音霊場は

鎌倉時代の初めに

《西国三十三観音霊場の写し》として

関東地方に整備されたものです。

 

鎌倉幕府を開いた源頼朝の

篤い観音信仰も相まって

坂東(=関東)の武士たちに広まり

定着していったのです。

 

もちろん、

今でも多くの巡礼者が訪れます。

そんな巡礼地のひとつが

この長谷寺なのです。

 

とくに

この長谷寺は

本家の西国三十三観音霊場と

縁が深い寺院。

 

 

というのも

話は奈良時代に遡ります。

 

徳道というお坊さんが

奈良の山中から切り出された楠の大木から

二体の十一面観音像を造りました。

 

そのうちの一体が奈良・長谷寺の観音像となり、

もう一体は海に流したのです。

 

その15年後の天平8年(736年)、

この観音像は三浦半島の

長井という場所に流れ着き、

鎌倉へ運ばれました。

 

由比ヶ浜を一望する高台の観音堂に

この十一面観世音菩薩像は

ご本尊として安置されています。

 

こうして開基を徳道上人として開山したのが

鎌倉の長谷寺なのです。

 

そして

この徳道上人こそが、

西国三十三観音霊場の開祖。

 

なので

坂東三十三観音霊場は鎌倉を中心に

展開していきました。

 

 

ちなみに

長谷寺の山門を潜って右手にいくと弁天堂があり、

その先に弁天窟という洞窟があります。

個人的にはこちらもオススメです。

 

洞窟内には弁財天とその眷属が彫られているほか、

弁財天と同一視されたりもする

宇賀神(人頭蛇身)が祀られています。

 

長谷寺は紫陽花でも有名です。

紫陽花で著名な明月院よりは空いているので

これからの時期に参拝してみるとよいでしょう。

 

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