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2023 / 03 / 10 ブログ, 一文字 村雨, 新着情報 一文字 村雨

日常の煩わしさから解放されたい。

 

忙しない生活で

一度どころか慢性的に

そんな思いを抱いている方も

いらっしゃるかもしれません。

 

そんなときに

手っ取り早く非日常を味わえると言えば

旅行ですよね。

 

リゾートでバカンスを満喫したり

豪華な温泉旅館で名物料理に舌鼓を打つ。

 

雄大な自然に触れて英気を養い

日頃のストレスや緊張を解し、

気分転換してリフレッシュする。

 

これぞ旅行の醍醐味といっていいでしょう。

 

近年はパワースポットがブームですから

開運旅行と銘打って、

寺社仏閣を行程に盛り込む方も

多いのではないでしょうか。

 

先日《花見と開運》についても書きましたが、

これも開運旅行の一種といっていいと思います。

 

このような、

物見遊山的な旅行を絡めた開運術は、

実は万人向けとは言えないのです。

 

リラックスや楽しむというマインドで

開運旅行が意味を持つのは

《完成されつつある人》です。

 

自分の強みや進むべき道を

意識しているか否かに関わらず

選択、実践できている人。

 

これらの人は、

非日常で《気枯れ》を回復させるのが重要です。

 

ではそれに当てはまらない人。

つまり、発展途上で悩みや不安が多い人は

リラックスして元に戻すだけなんて

ナンセンスですよね。

元の日常は、しんどいだけですから。

 

では、

そんな人たちの開運術を

旅行に求めるならどうするかというと

《自分探しの旅》

をすればいいんです。

 

言い換えれば、

《旅に何を求めるか》

というマインド設定が重要なんです。

 

自分探しとはつまり

本当に心引かれるものに出会えるかもしれない

という期待感を持って旅に臨むということ。

 

自分探しといえば、ひとり旅。

 

誰かに寄りかからず、

独りで考え行動できる力が高まったり

 

普段触れることのない風景に接して

感受性が引き出されたりと

《自分探しの旅》には

変化への期待が込められているのが分かります。

 

例えば、

旅先のトラブルで

目的地に辿り着けなくなったけれども、

食堂のおばあちゃんと意気投合し、

泊めてくれることになった。

 

普段ならあり得ないけど、

案外これはこれで楽しいなと

自分は逆境を楽しめるんだと

自覚できるようになったりとか。

 

路銀が尽きて牧場でバイトさせてもらったけれど

意外に牛が可愛いと感じて、

ふと獣医になろうと思ったとしたら

おめでとうございますですね。

今、道が開けました。

 

旅をして開運するというのは

新たな可能性、

自分の得意分野を自覚できる可能性が

高まるからです。

 

日常生活や守られている環境では

日の目を見なかった能力、

その開花を促しにいく訳です。

 

得てして悩みの多い方は、

紫微斗数で言う三方四正や夫妻宮、福徳宮に

凶星が多いです。

 

その場合、往々にして

疾厄宮、奴僕宮、田宅宮などに

吉星が集まっていたりします。

 

なので、日常を離れ少し視点をずらして、

いわば奴僕宮、疾厄宮や田宅宮などにスポットが当たれば

自分が自信を持てる分野を意識できるかもしれない。

そうなればしめたものという訳です。

 

《自分探しの旅》のマインドで

開運の道のヒントを掴んだら

帰路の時間で内省して

自分の心にしっかりと定着させましょう。

 

この時間の使い方が《旅》の醍醐味ですし

今後の善し悪しを左右します。

 

最後に

旅や旅行で吉方位にいく意味あいですが

つまりは、

吉方位に行くと

物事がスムーズに運ぶ可能性が高くなるので

成功体験に結びつき、

自分の強みが増える可能性が高まるということ。

 

そして、これも同じくらい重要ですが、

旅や旅行を通して、

実は苦手だったことが判明したら、

その分野は以後手を出さなければいいんです。

 

《君子危うきに近寄らず》

とわきまえるのも大事なことですよ。