《冬月 希和》「運」は自分で切り開くもの✨
例えばその道で成功した人、勝負に勝った人、ずっと頑張り続けている人に
インタビューの人が
「辞めたいと思った事はありますか?」と質問すると大概は「何度もやめたいと思った」と答えてる光景を、あなたも見た事があるだろう。
苦労をして頂点を極めたり頑張った人は多かれ少なかれ辞めたいと思った事があり、更には何故それをやる事を選んだのか…と後悔した事だってあるはずなのだ。
大学卒業後にコネで一流企業に就職し、結婚し子供を生んでも辞めずにそれなりの高給をとってる同級生が、ある時
「私は仕事運が悪いのかな…」とボソッと言った。
周囲にいた友人たちは全員何を言ってるの?とムッとして腹を立てたのは言う迄もない。
仕事運が悪い事=自分の思うような仕事に出会えない事だったり、転職ばかりしてしまう、又はどこに就いてもお給料や人間関係が悪くなってしまって身も心も疲れてしまい、結局は辞める事になってしまう
…ような事を言うのではないか?とその場にいた友人以外の全員は思ったはずだ。
しかし友人はこんな風に言ったのだ。
「生涯たった一つの仕事だけで終わる事なんだと思うの」
一瞬シン…とし次の瞬間に、なるほどーそんな見方もあったのかと思った。
確かにたった1つの仕事で生涯終わる事は、他の仕事を全く知らずに終わると言う運の悪さがある、という見方も出来る。
勤続何十年にもなるこの道一筋はとても立派だ。
しかし友人からするとこの道しか知らない空しさや悔しさがあるの…と言うのだ。
「運」は自分で切り開くものだと思う。
友人のように運を切り開く勇気がなかったり、又は所属してる環境によってチャンスを与えられなかったりする場合もあるわけだ。
次々と仕事を変え「あいつは仕事が続かないヤツだ」なんて言われながらも、新しい仕事を見つけ試せる事は見方を変えれば
逆に「仕事運がいい」とも言える。
フリーターだって先に可能性がたくさんあるはずだ。
堂々と仕事運がいいと言ってよいのだと友人の話を聞きながら思った✨
そもそも何か都合が悪い事を仕事運のせいにしているにすぎないのかもしれない。
あなたはどう考えますか?
冬月 希和
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