《冬月 希和》花を買いたくなる時🌹
香りに人の心を多かれ少なかれコントロールする力があるならば 生きているお花にはもっと力があるんじゃないかと思う。
20年は経つだろうか。
「花のチカラ」という本を偶然見つけて買った。
よく聞く花言葉とは違って
花には具体的な様々な効果がある、といった内容の本であり興味を持ったからだ。
例えば
何をしたらいいのか?自分のいくべき道がわからない時に「アマリリス」を側に置くことで日々の暮らしの中で自然とヒントが見つかる。
職場や家族など、好き嫌いを表に出さず相手を上手に立てて仲良くしたい時、感情を抑え妥協を呼ぶ力があるのが「チューリップ」
又それとは逆で本音を言えない雰囲気を生み、身内に葛藤を持ち込むと言い切ってるのが「シクラメン」。
感情のブレを元に戻す働きがあるのは「スィートピー」
科学的根拠があるかどうかわからないが、信じてみたい気持ちにさせられる内容だ。100種類以上の花のチカラが載っている。
花にいつも話しかけるとこちらを向くようになる…とはよく聞くことだが、きっと買うだけではダメなのだ。
花からチカラを借りようとするこちら側の意識がないとダメなのだろう。
この本を読んでからというもの、花を見る目が変わった。
花に見られてる、と思うようになったからだ。
美しいから飾るもの、とは思えなくなったのは確か。
花にいつも見られてると思うだけで、何だか身が引き締まる気分になる。
*参考
「花のチカラ」
監修 辰宮太一
文 山田真理
写真 近藤正一 山口規子
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冬月 希和
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