KIKUちゃん

2024 / 03 / 18 KIKUちゃん, ブログ, 新着情報 KIKUちゃん

こんにちは。KIKUちゃんです。

 

タロットが教えてくれる

ちょっと心が楽になる話を綴っています。

 

 

第８回目は

【ソードの３】がでました。

 

雨が降る中

ハートに鋭い剣が３本刺さる痛々しいこの絵柄は

一目見ただけで「心の痛み」

について表していることがわかります。

 

 

人は生きる上で傷つくことは避けられません。

それでも、傷つくことは

なるべく減らしたいものです。

 

 

仏教の「第二の矢」

というお話をご存知でしょうか。

このお話に心の痛みを減らすヒントがありました。

 

 

病気や老いや死

失敗やアクシデントなど

人生で避けることのできない

悲しみや苦しみを、第一の矢といいます。

 

その嫌な出来事に対して

自分を責めて罪悪感を増幅させたり

人からの否定的な言葉を受け入れたり

くよくよ後悔しては嘆いたり

 

第一の矢に対する

このようなネガティブな反応を第二の矢といいます。

 

「第一の矢は避けることができないけれど

第二の矢は自分で受けないようにしましょう」

というお話です。

 

 

強い感受性を持って生まれた人は

この第一の矢が人よりも

たくさん刺さってしまいます。

 

それ自体は本当は悪い事ではなく

うまく活かせば素晴らしい才能になります。

 

しかし、そうと気づかぬまま

第一の矢を受けた自分自身に向けて

さらに第二の矢を雨のごとく放つ人々を

たくさん目にしてきました。

 

それでは心がボロボロになってしまっても

仕方ありません。

 

そんな自分に追い討ちをかけるように

「こんな小さなことで、なんて情けない」

と、とどめの一矢を。

 

 

このお話を聞いたら

もう、自分に第二の矢を放とうとは思いませんよね。

 

「第二の矢」を受けないと決めるだけで

あなたの人生は激変します。

 

まずは、第一の矢で受ける

心の痛みに優しく寄り添いましょう。

すぐに傷ついてしまうことは

弱さではないと知っておいてください。

それは心の豊かさです。

 

 

起きたことの大小などまったく

関係ありません。

 

その胸の痛み、苦しみはあなただけのものです。

そもそも人と比べるものではありません。

誰かが否定したとしても

あなただけは自分の味方でいてあげてください。

 

ちなみに

怒り、嫉妬、妬み、といった

一般的に「良くない」と言われる感情も

否定しないであげてくださいね。

 

勝手に湧きあがる感情は

ある意味自然現象といえます。

 

移りゆく天気に善悪がないように

様々な表情を見せる感情も

善悪で裁かないであげてください。

 

 

このように

第二の矢を受けないと決めれば

それは「強さ」となり

 

繊細に心の痛みを感じることができるからこそ

あなたは誰よりも優しくなれるでしょう。

 

これが傷つきやすい人が持っている

秘められた才能なのです。

 

あなたは

人々を癒したり、笑顔にすることができる

「強くて優しい人」になれるのです。

 

 

小さなことですぐに傷ついてしまうあなたの心が

少しでも楽になりますように。

 

 

 

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