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《村雨》紫微斗数占い 命宮に巨門星を持っている人

紫微斗数占いの十四主星

10番手は巨門星(こもんせい)です。

 

紫微斗数占いを

少しかじったことがある人なら

巨門星ときいて

一際個性的と思うかもしれません。

 

ある意味、

前回の貪狼星より

パンチが効いてる

と言えなくもないかも。

 

何故かといえば

やはり《おしゃべり》

であるからでしょう。

 

自分の好きな事ならずっと語れる。

 

マニアックだし、アブノーマルだし

占い、おまじないが大好き。

 

自分のコアな趣味を

誰かと共有したくてたまらないけれど

たびたびトラブルが発生する。

 

言わなくてもいいことを

つい喋ってしまうから。

 

《口は災いの元》ってやつです。

 

さて、そんな巨門星ですが

この《舌禍》のイメージには

やはり由来があるのです。

 

封神演義の主役、太公望(天機星)は

元々道士、つまり仙人見習いでした。

 

しかし、師匠の命で人間界に下り、

妻を娶ることになります。

 

その妻が後に巨門星として祀られる

馬千金(ばせんきん)という女性。

 

周の文王(天同星)に出会う前、

太公望は仕事もしないで

読書にうつつをぬかしたり

商売に手を出して失敗したりで

妻から散々なじられていました。

 

そして、ついに

うだつの上がらない夫に

悪態をつきまくって

馬千金は離縁を叩きつけます。

 

彼女にも一理ありますが

太公望は世に出る機会を窺い

昼行灯を装っていたのです。

 

が、全く理解されないと悟り

太公望は離縁を受け入れました。

 

その後、

太公望が文王に見出され

周で出世したのを知り、

馬千金は復縁を迫ります。

 

この顛末が有名な

《覆水盆に返らず》

という故事になりました。

 

太公望から、

地面にこぼした水を元の器に戻せたら

復縁を受け入れると告げられるのですが

そんなことできるはずもないですよね。

 

結局、

相手にすらされていないのを悟って、

馬千金は悔しさのあまり

自害してしまうのでした。

 

一度口からでた言葉は飲み込めない

という、元妻への箴言は

天機星と巨門星の喧嘩が

凝縮されているようで興味深いです。

 

さて次回は

《天相星》についてです。お楽しみに。

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