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《村雨》鶴岡八幡宮に元宮があるのご存知ですか?

鶴岡八幡宮の起源は、

源頼義が京都の石清水八幡宮から

鎌倉へご祭神を勧請した

という話を前回しました。

 

ただ、当初から

現在の土地に祀られていたのでは

ないんですね。

 

元々は現社地から海岸寄りの

材木座の一画に鎮座していました。

 

といっても、現在でも

由比若宮(ゆいわかみや)と呼ばれる

小さな社が祀られています。

 

国土地理院の地図データによると

由比若宮は微高地に位置していて

前面は旧河道と湿地が広がっていたようです。

例えるなら

葦原の広がる《海原》の中

松に覆われた《島》に社が鎮座していた

というのが、平安時代の風景だったのでしょう。

 

では、現在の場所に社殿を整えたのは誰かというと

それが鎌倉幕府を開いた源頼朝(よりとも)です。

 

源氏再興の旗を上げた頼朝は、

治承四年(1180)に鎌倉へ入り

先祖・源頼義の祀った由比若宮の神意に従い

現在の地に八幡宮を奉遷しました。

 

ちなみに、

頼朝の祀った社は急拵えだったので

翌年大改築を行いました。

 

このとき、

鎌倉には然るべき大工がいなかったので、

武蔵国浅草の大工を呼び寄せて、

社殿を造らせたそうです。

 

ほしよみ堂は鎌倉と浅草に店舗がありますが

不思議なご縁を感じます。

 

少し距離はありますが

鶴岡八幡宮を詣でた際は

由比若宮にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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今回の記事はいかがでしたでしょうか。

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