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《村雨》ちょっと待って! 結ぶ前に おみくじしっかり読んでますか?

鎌倉ほしよみ堂は

鶴岡八幡宮から徒歩1分。

 

私たちはいわば、八幡宮のお膝元で

皆様をお待ちしているわけですが

場所柄、お詣りのついでに

というお客様も多いです。

 

『行きはよいよい帰りは怖い』

じゃありませんが

八幡宮でおみくじを引いたら、

思いのほか悪くてどうしても気になってしまい……

と、暖簾を潜っていらっしゃる方も少なくありません。

 

気持ちは分からなくもないです。

 

おみくじの結果が悪くて、

わざわざ占い館に足を運ぶくらい

重大な局面を迎えているか、

大きな悩みを抱えているのですから。

 

そういったお客様は鑑定後に、

実はおみくじを引いて……

と切り出されるのですが

そんな場合、おみくじと同じような結果を

お伝えしがちです。

 

気持ちは分からなくもない

と言った理由のひとつがこれです。

 

易経に

《初筮は告ぐ。再三すれば瀆る。瀆るれば則ち告げず》

とあります。

 

これは、ひとつの問いについて、

結果が腑に落ちないからと何度も占っていると、

答えが見えなくなるということ。

 

ことに、神社仏閣のおみくじは、神様からのお言葉です。

 

何度も引くというのは、

言葉を受け取る気が無いということ。

そんな相手に、託宣は降りてこないのです。

 

さらにもったいないのは、

引いたおみくじの内容を見ずに

吉凶の善し悪しだけで、

結んできてしまう人が多いこと。

 

和歌はどんな内容でしたか?

件の流れで鑑定をしたお客様に尋ねると

十中八九、返答に詰まってしまいます。

 

おみくじで最も大事なのは

《和歌》の内容です。

 

和歌に込められた心を行動の指針にしなさい

というのが、神様からのアドバイスだからです。

 

和泉式部が貴船神社で願掛けをして

神様からの返歌を受けて成就した

という逸話の通り、

神慮は和歌に託されるのです。

 

じゃあ、吉凶とはなんぞやというと

己の意欲や欲求のベクトルの善し悪しです。

 

進むべき時に留まれば凶。

止まる時に進めば凶。

 

吉凶は、

タイミングが合っているかどうかの

基準になるわけです。

 

さて、

おみくじや占いで不本意な結果が出て

それでも発展を望むなら

まずは断捨離をオススメします。

 

前に進みたい気持ちが強いなら

まずは身軽になってからということです。

その方が、《戦利品》を置ける場所が増えるでしょう。

 

逆に、

動きたくなくても、断捨離はすべきです。

 

澱んだ気持ちは持ち物に現れますし

それを一新することで、

次の一歩が大きく踏み出せますよ。

 

タイミングが合っていないと告げられたら

身の回りを再確認して、

心身ともにクリアにしていきましょう。

 

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