《村雨》紫微斗数占いから読み解く開運への道しるべ
最近、なるほどね!
と思ったことがありました。
転がり落ちるように
奈落へ向かって行く人もありますが
その逆もしかり。
期せずして最良の道を
探り当ててることもあるのだなあと実感したのです。
先日、鑑定をお受けした際のこと。
漠然と悩みが尽きないんだということで
話を伺っていたんですが、
友人たちにも
そこまで尽くすの??というレベルで
義両親の世話をしてきたそう。
確かに、
聞いていて私もそう思いました。
色々思うところはあったけれども
やり遂げねばならないと思い続けて
看取ったそうなのですが
問題はその後というか、
病気がちなご主人への思いだとか。
義両親のように世話をする感情が湧いてこない。
旦那さんもご相談者さんに対して
そこまで執着があるように感じない。
なので、今度はご実家の両親に気持ちが傾いて
あれこれ世話を焼いたり、
お墓参りをしたりという日々を送っているんだと。
私は、紫微斗数の命盤を眺めながら、
いや、なるほどなと思いました。
話の節々から
旦那さんへの拗れた感情が
薄らいでいるように感じたんですね。
義実家への奉仕、
というか使命感を帯びたような献身は
命宮の天相星と天刑星に
象徴されているようでしたし、
夫妻宮に座す二つの化忌星は、
ご主人との間にある埋めがたい溝を示していました。
なるほどなと思ったのはそこではなく、
ご相談者さんの行動なのです。
今の居住地からご実家のある方角は、
命盤上、生年化禄が座していて
図らずも、常に《吉方位》へと行動を起こしていたんですね。
しかも、相談者さんによくしてくれた
お祖父さんのお墓もその方位にあって
実父とお墓参りへ行くのが
半ば趣味みたいだとか。
なので、ご相談にいらした段階で
実はもう開運していたということです。
だから悲壮感も感じなかったんですよね。
行動によって運が開けて
心に余裕ができたことと相まって
例えるなら、
夫妻宮に同宮している貪狼星が
《仕事をし始めた》のかもしれません。
要は夫婦というしがらみに囚われず、
旦那さんを客観視でき始めたのでしょう。
私がしたことと言えば
開運行動を追認してあげたことくらい。
ですから、逆に夫婦関係はそのままで、
ご実家へ通い続けた方が
夫婦問題も乗り越えていけそうとお伝えしたのです。
ご相談者さんはとても納得していました。
今の自分の置かれた状況って
いったいなんなの? どうすべきなの?
と悶々と悩みを抱えていたら
是非、一度《紫微斗数占い》をお試し下さい。
進むべき道を《再認識》できるはずです。
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一文字 村雨
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